スリラー（2010年生、母グラッドリー）

Thriller

2010.05.12

スリラー（2010年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「スリルを与える」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時13歳）と交配したグラッドリーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ハクツ牧場。戦績は、地方4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハクツ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐々木仁厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2013年）

7月26日、デビュー戦は佐藤博紀騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は563kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユウビに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月21日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のミカドレインベースに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦のセプテンバーフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったディーズマッシャーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中9週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。