ディーズマッシャー（2010年生、母ラードロチェキラ）

ディーズマッシャー（2010年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時18歳）と交配したラードロチェキラが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、地方36戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年のセプテンバーフラワー賞(C1以下)。

経歴

デビュー前

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2012年）

9月10日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

10月15日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた4戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月17日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

3歳（2013年）

2月26日、中9週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

4月18日、中6週で迎えた7戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったトーセンリキマルにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

5月1日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

5月22日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のラブフォーレに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の風神賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったユーリカに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月26日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の三崎特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

8月21日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳戦のホウセンカ賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（6戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のセプテンバーフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスリラーに2馬身の差をつけて優勝

10月10日、中4週で迎えた15戦目は、腰越特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

4歳（2014年）

1月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、迎春賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

2月21日、中6週で迎えた17戦目は、ゆうパークおごせ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた18戦目は、雷光賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月27日、中2週で迎えた19戦目は、幸手桜まつり賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた20戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた23戦目は、神速賞（川崎ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた24戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた25戦目は、俊足賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のダンツファイトに2馬身の差をつけて3勝目を収める

9月8日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた26戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた28戦目は、末吉虎之助誕生記念（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（7戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた29戦目は、光速賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったサウスヤクモに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月15日、中5週で迎えた30戦目は、ポインセチア特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（8戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

5歳（2015年）

1月3日、中2週で迎えた31戦目は、韋駄天賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったアウトサイダーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

1月29日、中3週で迎えた32戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、群雄特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3月30日、中8週で迎えた33戦目は、田中涼騎手を鞍上に迎えて、花衣特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

5月13日、中5週で迎えた34戦目は、神速賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた36戦目は、向暑特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は田中涼騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。