ランデックギブリ（2012年生、母アンナヴァン）

ランデックギブリ（2012年1月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋サハラ砂漠に吹く熱風」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時13歳）と交配したアンナヴァンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の一般C2七。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、簗田満によって4,200万円で落札された。8歳のとき、追分ファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、米内雄一によって286万円で落札された。

桜田浩樹厩舎（盛岡）へ入厩。

3歳（2015年）

10月10日、デビュー戦は山本政聡騎手を鞍上に据えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は537kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、アイケービューティに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月17日、連闘で迎えた2戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のミエルを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月14日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、広げよう感動!希望郷いわて国体（水沢ダート1300m 雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

12月6日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた4戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

12月19日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた5戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るココクイーンを圧倒的な末脚で3/4馬身差し切って2勝目を収める