トレッドオンエアー（2010年生、母レストレスハート）

トレッドオンエアー（2010年2月2日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「有頂天になる」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時9歳）と交配したレストレスハートが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方20戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2六。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,800万円（3.6万×500口）で一口馬主が募集された。

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

9月1日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

12月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は垂れてしまい16着に終わった。

3歳（2013年）

3月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

5月25日、中8週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

6月23日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って16着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた7戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

8月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた10戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は大坪慎騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた12戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったアクアジュエルに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

9月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた14戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマホウノポケットをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月6日、連闘で迎えた15戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

12月21日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

4歳（2014年）

1月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。