ヤマイチリベラル（2005年生、母マルヨシバンゼン）

ヤマイチリベラル（2005年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋自由主義の」。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時18歳）と交配したマルヨシバンゼンが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はマル良牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方33戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、マル良牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

5月16日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハナカオルに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月5日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月31日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、2歳オープンのターフチャレンジI（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月12日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのうらかわ優駿ビレッジアエル特別（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

3歳（2008年）

3月11日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

7月11日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、赤嶺亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の乙女ゆり特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月6日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた13戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた14戦目は、シェルダ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた15戦目は、ルクパー特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

10月15日、中1週で迎えた16戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、常磐公園特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた17戦目は、日高生産連特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（7戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた18戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、日高こんぶ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

12月15日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4歳（2009年）

1月3日、中2週で迎えた20戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったロイヤルパームに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

1月28日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた22戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったベルグラスカルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月16日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2五六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた27戦目は、牝馬限定のハンデ戦のトワイライトチャレンジ賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したナイキチャーミングを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

5月19日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた31戦目は、牝馬限定のハンデ戦の鴻巣花火大会賞（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（7戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（8戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（9戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。