センシンチカラ（1992年生、母センシンスカール）

センシンチカラ（1992年4月6日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のトキテンリユウ（当時13歳）と交配したセンシンスカールが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。戦績は、地方38戦13勝2着6回。主な勝ち鞍は1996年の銀嶺賞(一般A)。

経歴

デビュー前

瀬高健厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1994年）

7月25日、デビュー戦は大沢健司騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（三条ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマノロメオからアタマ差の2着に甘んじた。

9月23日、中8週で迎えた2戦目は、アラ系3歳B2（新潟(地)ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のライジングホマレに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月17日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳B1（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバイオレットゴールに3/4馬身の差をつけて優勝

10月30日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳A1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢健司騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシモキタランナーから半馬身差の2着となった。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳A1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大沢健司騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシュガーテレサに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳A1（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大沢健司騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングスプリンターから3馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中0週で迎えた7戦目は、アラ系3歳A1（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大沢健司騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1995年）

1月2日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の門松特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で大沢健司騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキャプテンシーに半馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

4月9日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、3歳戦の新潟卯月賞（三条ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で大沢健司騎手（8戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスマノロメオに2馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

10月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、かえで特別（三条ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で大沢健司騎手（9戦5勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般A2（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で大沢健司騎手（10戦5勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般B1（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で大沢健司騎手（11戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のローゼンオーナーに3/4馬身の差をつけて優勝

12月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のアラブ王冠（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で大沢健司騎手（12戦6勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングスプリンターから1馬身差の2着となった。

4歳（1996年）

4月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、かもしか特別（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で大沢健司騎手（13戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般A2（三条ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で大沢健司騎手（14戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシモキタヨシゼンに1馬身の差をつけて優勝

5月18日、中1週で迎えた16戦目は、新緑特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で大沢健司騎手（15戦7勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた17戦目は、笹山特別（新潟(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は17戦連続で大沢健司騎手（16戦7勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた18戦目は、砂山賞（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で大沢健司騎手（17戦7勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートブイから半馬身差の2着となった。

7月17日、中2週で迎えた19戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、見附特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた20戦目は、新潟アラブ大賞典（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた21戦目は、五泉特別（新潟(地)ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大沢信夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた22戦目は、加茂特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢信夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた23戦目は、栃尾特別（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（18戦7勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた24戦目は、新井特別（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（19戦7勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のラブリーマークをハナ差制して8勝目を手に入れた。

11月24日、中2週で迎えた25戦目は、越佐記念以上（新潟(地)ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（20戦8勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた26戦目は、初冬特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大沢健司騎手（21戦8勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブリーマークから3/4馬身差の2着となった。

12月31日、中3週で迎えた27戦目は、銀嶺賞（新潟(地)ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大沢健司騎手（22戦8勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のラブリーマークに2馬身の差をつけて9勝目をつかんだ。

5歳（1997年）

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた28戦目は、陽春特別（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大沢健司騎手（23戦9勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた29戦目は、銀蹄賞（三条ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大沢健司騎手（24戦9勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた30戦目は、新緑特別（新潟(地)ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で大沢健司騎手（25戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のピュアボーイに半馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6月9日、中1週で迎えた31戦目は、白勢特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で大沢健司騎手（26戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウインドスイセイに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月2日、中2週で迎えた32戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、中条特別（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた33戦目は、見附特別（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、村杉特別（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（27戦11勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた35戦目は、加茂特別（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（28戦11勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた36戦目は、栃尾特別（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（29戦11勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のラブリーフレンドに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月9日、中1週で迎えた37戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、岩船特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアンムテキに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6歳（1998年）

4月3日、約5か月の休養明けで迎えた38戦目は、陽春特別（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（30戦12勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。