アイアンムテキ（1994年生、母ヤキントーコー）
1994.05.02
アイアンムテキ（1994年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミヤシロオー（当時15歳）と交配したヤキントーコーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）只野牧場。戦績は、地方35戦9勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年の村杉特別(一般A1)。
経歴
デビュー前
向山勝厩舎（新潟）へ入厩。
2歳（1996年）
7月8日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（新潟(地)ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のストームセンターに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
7月24日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳B（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンダイセンプウから3/4馬身差の2着に敗北した。
8月17日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳A（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月31日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のヤングマイラー賞（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月16日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳A（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。
3歳（1997年）
4月7日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、アラ系4歳B1（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月17日、中0週で迎えた7戦目は、アラ系4歳B1（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のストームセンターに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
5月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、アラ系4歳A2（新潟(地)ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月1日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳B（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルシドテキサスからクビ差の2着に惜敗した。
6月14日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳B1（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノスイセイに4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。
6月29日、中1週で迎えた11戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の日韓チャレンジカップ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフラットエイトから半馬身差の2着に敗北した。
7月5日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の七夕特別（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（10戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のオルテブラボーに1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。
7月23日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の桔梗特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のソニックダイナに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。
8月13日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のはやぶさ賞（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（12戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月8日、中3週で迎えた15戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A2（新潟(地)ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月22日、中1週で迎えた16戦目は、萩特別（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（13戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のローゼンオーナーに7馬身の差をつけて6勝目を奪取した。
9月29日、連闘で迎えた17戦目は、村杉特別（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（14戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のピュアボーイに半馬身の差をつけて優勝
10月11日、中1週で迎えた18戦目は、加茂特別（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（15戦7勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月27日、中1週で迎えた19戦目は、栃尾特別（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（16戦7勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。11着に敗れた。
11月9日、中1週で迎えた20戦目は、岩船特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（17戦7勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンシンチカラから2馬身差の2着となった。
11月24日、中1週で迎えた21戦目は、新潟平成カップ（新潟(地)ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（18戦7勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。12着に敗れた。
12月13日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦のアラブ王冠（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（19戦7勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月31日、中2週で迎えた23戦目は、銀嶺賞（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（20戦7勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
4歳（1998年）
5月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカスプローレルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。
9月25日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに22kg減らして迎えた25戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。
11月3日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた26戦目は、フレンドリーカップ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月20日、中1週で迎えた27戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。
12月23日、中4週で迎えた28戦目は、榎本貴行騎手を鞍上に迎えて、やぎ座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
5歳（1999年）
1月4日、中1週で迎えた29戦目は、松竹梅特別（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎本貴行騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
1月20日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般A4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。
4月20日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた31戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。
5月2日、中1週で迎えた32戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるキタサンスイセイを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。
5月18日、中1週で迎えた33戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。
5月30日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスズノペガサスをハナ差振り切って9勝目を獲得した。
6月14日、中1週で迎えた35戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は殿田倫之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。