デルマベルセブブ（2019年生、母デルマノママナノダ）

デルマベルセブブ（2019年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+悪魔の一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のパドトロワ（当時12歳）と交配したデルマノママナノダが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

5月14日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/不良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

6月25日、中5週で迎えた2戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

8月21日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

2022年8月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月20日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアンディナイアブルに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月10日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3 21（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ジュヴゼームに半馬身交わされて2着に敗北した。

5歳（2024年）

1月31日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンバシリーサに約11馬身の大差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のモノノフグリーンに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月27日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホープインザダークに約11馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月11日、中1週で迎えた9戦目は、ナノハナ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で妹尾浩一朗騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のティアップエックスに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で妹尾浩一朗騎手（4戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のグランリージェントに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月6日、中1週で迎えた11戦目は、陽春特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で妹尾浩一朗騎手（5戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウノヴィグラスに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

デビュー前

打越勇児厩舎（高知）へ入厩。

4月21日、デビュー戦は妹尾浩一朗騎手を鞍上に据えて、一般C1-4（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。