ティアップエックス（2020年生、母ティアップレーヴ）
T Up X
2020.04.30
ティアップエックス（2020年4月30日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+未知のもの。未知の魅力」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時7歳）と交配したティアップレーヴが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C3-7。
経歴
デビュー前
奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2023年）
2月5日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
3月5日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。
4月2日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着を確保した。
4月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、4着に入った。
5月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。
6月24日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に敗れた。
4歳（2024年）
1月7日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。14着に終わった。
2月7日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた8戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したシシガオウにクビ差届かず2着に甘んじた。
2月14日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3-10（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミッキーショックに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
2月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイアンムスメを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
3月11日、中1週で迎えた11戦目は、ナノハナ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったデルマベルセブブに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
3月26日、中1週で迎えた12戦目は、ソメイヨシノ特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモノノフグリーンに5馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。
4月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンスインザリングを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて4勝目を挙げた。