カイエンテイオー（1993年生、母ハーバーセンプウ）

カイエンテイオー（1993年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニン（当時21歳）と交配したハーバーセンプウが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は海延牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回、中央障害5戦0勝、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐藤勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

12月9日、デビュー戦は玉井智光騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

3歳（1996年）

3月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4月7日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で玉井智光騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で玉井智光騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で玉井智光騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では賦性の闘志でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月1日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で玉井智光騎手（5戦0勝）。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で玉井智光騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、凄まじいハイペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ノイジーアメリカンに半馬身交わされて2着となった。

7月6日、中2週で迎えた8戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のパニオロキングを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月4日、中1週で迎えた10戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた11戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた12戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた13戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1000m 晴/不良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は玉井智光騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

11月10日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

12月21日、中5週で迎えた16戦目は、渡部秀一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1997年）

1月6日、中1週で迎えた17戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で渡部秀一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

1月18日、中1週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で渡部秀一騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で渡部秀一騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で渡部秀一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1998年）

4月9日、約14か月の休み明けで迎えた21戦目は、国信満騎手を鞍上に迎えて、厚真特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた22戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた23戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた24戦目は、中鉢利弘騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた25戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1800m 雨/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。