フォーモサルビー（2019年生、母フォーモサマンボ）

Formosa Ruby

2019.04.13

フォーモサルビー（2019年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトゥザグローリー（当時12歳）と交配したフォーモサマンボが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。主な勝ち鞍は2023年の一般C3九。

経歴

デビュー前

高岩孝敏厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2022年）

12月30日、デビュー戦は吉井章騎手を鞍上に据えて、3歳戦の92.5万円以下（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は467kg。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、スーパーサイクルにクビ差交わされて2着となった。

4歳（2023年）

1月23日、中2週で迎えた2戦目は、一般C3九（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のスピーディパインに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月22日、中3週で迎えた3戦目は、一般C3六七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3四五六（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

7月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のリュウールドレに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月3日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のトウキョウスターに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月13日、中0週で迎えた8戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘りで持ち堪えて、最後は2着のハッピーストリートに2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

9月6日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のカーラミーアを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

デビュー前

松浦裕之厩舎（大井）へ入厩。

12月9日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、C1八 九 十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたヤマノウォーリア決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1七八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったジランドールに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2024年）

1月26日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2二三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったマルヨジョーダンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジョーフェイスに1馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

3月18日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

4月9日、中2週で迎えた15戦目は、高橋優騎手を鞍上に迎えて、ミモザ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。