ミカブイシックス（2000年生、母ホクセイサファイヤ）

ミカブイシックス（2000年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋Ｖ６」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時13歳）と交配したホクセイサファイヤが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）田淵牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方21戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

11月9日、デビュー戦は服部剛史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は506kg。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で服部剛史騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた3戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた4戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

3歳（2003年）

2月8日、中6週で迎えた5戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた6戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた7戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

5月4日、中5週で迎えた8戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月24日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキーンネスに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月8日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた11戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月23日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフォージドロマンにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

4歳（2004年）

1月5日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月1日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は下條知之騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマイネルビンテージ決め手に屈してハナ差の2着となった。

4月18日、中2週で迎えた22戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般E6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビバエルヴィスに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月4日、中1週で迎えた23戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、大月町わんぱくフェスティバル特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般E3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月20日、中4週で迎えた25戦目は、一般E3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月7日、約4か月半の休み明けで迎えた26戦目は、一般E3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月4日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた27戦目は、一般E4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2005年）

1月3日、中3週で迎えた28戦目は、一般E4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（4戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。