エイシンカリバーン(2012年生、母Perfect Moment)

A Shin Caliburn

2012.02.09

エイシンカリバーン(2012年2月9日)は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+不思議な力を持つとされる伝説の剣」。毛色は鹿毛。種牡馬のGhostzapper(当時12歳)と交配したPerfect Momentが13歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2015年の能登禄剛崎賞。

プロフィール

基本情報

通算成績
21戦7勝 [7-0-2-12/21]
総賞金国内
204万円
生年月日
2012年2月9日
出生国
アメリカ合衆国
品種
サラブレッド
性別
毛色
鹿毛
厩舎
大島静夫佐賀
馬主
成富直行
生産者
Red Dog Stables
抹消情報
中央:2016年1月21日抹消

性質分析

距離適性
コース適正
ダート
馬場適正
高速
低速
成長
早熟
晩成
馬体重
脚質
逃げ
追込
出脚
末脚
スタミナ
少ない
豊富
出走回数
少ない
多い

回収率

99%単勝回収率99%単勝回収率53%複勝回収率53%複勝回収率※国内のみ。

パフォーマンス分析

勝利時最大着差国内
9馬身

ベストレース

レース名
2歳新馬
日付/馬齢
2014年12月27日/2歳
コース
阪神芝1800m
着順
6着
オッズ/人気
11.6倍/4番人気
馬番/頭数
1番/9頭
天候
8.2℃
馬場状態/馬場速度
/極遅
レースラップ
平均=12.2/ラスト=11.7
レースペース
スロー
通過順位
5-9
馬体重増減
468kg
騎手斤量
和田竜二55.0kg

血統

概要

母のPerfect Momentは海外9戦4勝。祖母のThree Dress Promは海外35戦6勝。曾祖母のNoble Royaltyは海外57戦22勝。父のGhostzapperは海外G1・4勝(米国ダ[4勝])。

7代内クロス

種別馬名クロス血量
In Reality4×412.5%
Nasrullah6×6*73.9%
Mahmoud6×72.34%
Native Dancer7*7×63.12%
Heliopolis7×62.34%
Nearco7*7×7*7*73.9%
Fair Copy7×71.56%
Polynesian7×71.56%
War Relic7*7×7*73.12%
牡SMenow7*71.56%
牡SBlenheim7*71.56%
牡MFair Trial6*63.12%
牡MHyperion7*7*72.34%
※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

レース成績

日付
コース
レース名
1着馬2着馬着差
/頭数
馬番
騎手
斤量
オッズ
人気
通過順位
上がり/前3F
馬体重
増減
指数
2017/08/13佐賀
ダ1400m
1/9
8枠8番
3.9
2人
3-4-3-2
39.3
473
0
2017/08/01佐賀
ダ1400m
4/11
8枠11番
2.2
1人
7-7-8-7
40.7
473
-2
2017/07/23佐賀
ダ1400m
1/11
4枠4番
2.8
2人
2-2-2-3
39.3
475
-8
2017/06/10佐賀
ダ1400m
3/9
7枠7番
1.2
1人
2-2-2-4
40.6
483
-2
2017/05/27佐賀
ダ1400m
1/12
2枠2番
1.4
1人
1-1-1-1
39.3
485
-10
2017/05/07佐賀
ダ1300m
1/9
8枠8番
1.2
1人
2-2-2-1
39.6
495
+13
2016/09/03佐賀
ダ1400m
1/7
3枠3番
1.2
1人
2-2-2-1
38.4
482
-3
2016/08/14佐賀
ダ1400m
1/9
8枠8番
1.3
1人
2-2-2-1
39.5
485
+7
11/12
6枠7番
46.9
8人
7-9-12-12
42.2
478
+4
2016/06/17園田
ダ1700m
7/8
6枠6番
12.7
4人
2-2-2-2
41.9
474
-9
5/10
7枠7番
25.4
6人
7-7-4-4
38.4
483
+1
2016/05/04園田
ダ1400m
9/11
2枠2番
40.6
7人
10-11-8-8
40.2
482
+14
2015/12/08金沢
ダ1500m
6/9
8枠8番
23.1
5人
7-6-6-7
39.5
468
-10
2015/08/30小倉
障害2900m
6/8
3枠3番
27.6
6人
6-6-6-6
478
0
2015/08/04金沢
ダ1500m
1/12
4枠4番
9.0
4人
2-2-2-2
38.9
478
+8
3/9
6枠6番
6.9
4人
8-8-6-6
37.6
470
+8
2015/03/07阪神
芝2000m
11/14
6枠9番
301.5
14人
12-12-6-7
38.2/38.4
462
-8
2015/02/22小倉
芝2000m
11/18
6枠12番
48.4
11人
17-17-16-16
38.0/38.5
470
+2
2015/02/08京都
ダ1800m
15/16
5枠10番
19.5
7人
11-11-11-11
40.7/38.5
468
+2
2015/01/17京都
ダ1800m
7/14
3枠4番
8.2
4人
2-2-3-5
38.7/36.5
466
-2
2014/12/27阪神
芝1800m
6/9
1枠1番
11.6
4人
5-9
34.5/38.5
468
※直前に感嘆符!が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ#の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎(栗東)へ入厩。

2歳(2014年)

12月27日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬阪神芝1800m 外回り 晴/良)に出走。馬体重は468kg。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3歳(2015年)

1月17日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利京都ダート1800m 晴/重)に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手(1戦0勝)。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利京都ダート1800m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手(2戦0勝)。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く15着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利小倉芝2000m 雨/重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利阪神芝2000m 曇/良)に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

7月7日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ マスカット賞名古屋ダート1400m 雨/不良)に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた7戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登禄剛崎賞金沢ダート1500m 晴/良)に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスピールダンジュを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月30日、中3週で迎えた8戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利小倉障害芝2900m 曇/稍重)に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、加賀四湯賞金沢ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は藤田弘治騎手(1戦1勝)。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

4歳(2016年)

5月4日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた10戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1園田ダート1400m 晴/良)に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた11戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で買いま賞園田ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた12戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1園田ダート1700m 曇/重)に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた13戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、アサヒスーパードライカップ園田ダート1400m 雨/稍重)に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた14戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のショートケーキに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月3日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-5佐賀ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手(1戦1勝)。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカシノミントに9馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5歳(2017年)

5月7日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 17佐賀ダート1300m 曇/重)に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサフランタイヨウをクビ差振り切って圧倒的人気に応えた。

5月27日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた17戦目は、4歳以上C2-7佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は鮫島克也騎手(2戦2勝)。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のダイメイグッドをアタマ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

6月10日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-3佐賀ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手(3戦3勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月23日、中5週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-4佐賀ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手(4戦3勝)。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスパーディクスをアタマ差だけ差し切って6勝目を手にした。

8月1日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上C1-7佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手(5戦4勝)。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1-7佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手(6戦4勝)。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカロミオベンを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って制した。