カイヨウジパング（1995年生、母マドモアゼルナムラ）

カイヨウジパング（1995年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時8歳）と交配したマドモアゼルナムラが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は能登ファーム。戦績は、地方22戦9勝2着1回。1998年に黒潮皐月賞、高知優駿及び黒潮菊花賞を制して高知三冠を達成するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

土居高知厩舎（高知）へ入厩。

3歳（1998年）

1月5日、デビュー戦は北野真弘騎手を鞍上に据えて、4歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のイーグルに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月25日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーフォーゲルに5馬身の差をつけて優勝

2月22日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカタナクチャに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3月17日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカタナクチャに2馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の若葉特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアケノホシに5馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

5月3日、中4週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（5戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のイージープリンスに半馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

5月28日、中3週で迎えた7戦目は、一般C1（高知ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（6戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（7戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイージープリンスに3馬身の差をつけて制した。

7月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳G3の名古屋優駿（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で北野真弘騎手（8戦7勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のRKC杯（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で北野真弘騎手（9戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヴィッセルに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月27日、中8週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で北野真弘騎手（10戦8勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月1日、中4週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で北野真弘騎手（11戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のコウミョウバーキンに5馬身の差をつけて優勝

12月14日、中5週で迎えた13戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は13戦連続で北野真弘騎手（12戦9勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1999年）

1月3日、中2週で迎えた14戦目は、地方重賞の高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で北野真弘騎手（13戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月14日、中5週で迎えた15戦目は、池川町緑と清流の町特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で北野真弘騎手（14戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた16戦目は、龍河洞特別（高知ダート1900m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は16戦連続で北野真弘騎手（15戦9勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた17戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、G3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた18戦目は、一般A2（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（16戦9勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサイクロンテイオーから1馬身半差の2着となった。

12月19日、約8か月の休み明けで迎えた19戦目は、宿毛市さくらの里特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（17戦9勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた20戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2000年）

2月20日、中6週で迎えた21戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月16日、中7週で迎えた22戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。