ムーンクレーバー（1988年生、母エゾホーザン）

Moon Clever

1988.03.14

ムーンクレーバー（1988年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のカジユン（当時9歳）と交配したエゾホーザンが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地14戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

11月11日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた2戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のミルヴェンチアをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（1991年）

1月19日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は岸滋彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた5戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのバイオレットステークス（京都芝1400m 外回り 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた6戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（京都芝1400m 外回り 曇/不良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

4月7日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。17頭立ての14番人気で大外17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定4歳500万下の矢車賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は田島良保騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6月8日、中5週で迎えた10戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柿元嘉和騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

9月7日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の小牧特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿元嘉和騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。