ビューティーリヨ（2008年生、母ベストオブプライド）

ビューティーリヨ（2008年5月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時11歳）と交配したベストオブプライドが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中橋正。戦績は、地方33戦5勝2着3回。2011年の王冠賞(地方重賞)に勝利した他、2011年のJA門別美味ネギ君特別(一般)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

6月2日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた2戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のひだか応援隊h-keiba.net賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゴガツノバラをクビ差振り切って初白星を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールド・ジュニアカップ（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

11月17日、中7週で迎えた9戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのスタチューオブリバティ賞（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

3歳（2011年）

4月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた10戦目は、3歳オープンの門別軽種馬生産振興会賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンのカネヒキリ賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、モリデンクーバーにクビ差交わされて2着となった。

5月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（9戦1勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた14戦目は、ムラサキツユクサ特別（門別ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた15戦目は、かに座特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（11戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた16戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

8月18日、中2週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（門別ダート2600m 雨/不良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（12戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るモリデンクーバーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を獲得した。

11月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、ホテル四季の風特別（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（13戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた19戦目は、JA門別美味ネギ君特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（14戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシンワラヴをアタマ差振り切って3勝目をつかんだ。

4歳（2012年）

5月3日、約5か月半の休み明けで迎えた20戦目は、「門別温泉とねっこの湯」特別（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（15戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた21戦目は、ひなげし特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（16戦3勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた22戦目は、地方重賞の星雲賞（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（17戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた23戦目は、ミザール特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（18戦3勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。

6月27日、中1週で迎えた24戦目は、優駿の里「安平町うまかまつり」特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岩橋勇二騎手（19戦3勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したリバーキンタローを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた25戦目は、アルビレオ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩橋勇二騎手（20戦3勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。

7月26日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩橋勇二騎手（21戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた27戦目は、酪農と漁業の町標津町特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で岩橋勇二騎手（22戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカネマサゴールドを3/4馬身振り切って優勝

9月5日、中3週で迎えた28戦目は、JA共済3Qカップ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で岩橋勇二騎手（23戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞のステイヤーズカップ（門別ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で岩橋勇二騎手（24戦4勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた30戦目は、レ・コードな町新冠特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したビービーアーチャーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月18日、中1週で迎えた31戦目は、地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月25日、連闘で迎えた32戦目は、三石川特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイネルティンランを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って5勝目を手にした。

11月15日、中2週で迎えた33戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。