グランダーシュート（2011年生、母スルーパス）

グランダーシュート（2011年5月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセイントアレックス（当時4歳）と交配したスルーパスが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方23戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2013年）

5月29日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のワイルドサプライズに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月10日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のルビー特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

8月7日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ6（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた5戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（門別ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンのサッポロクラシックカップ（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ12（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

3歳（2014年）

1月17日、中8週で迎えた9戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のキング（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカミサマホトケサマに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月29日、中1週で迎えた10戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のおしどり特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の梅桜賞（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた12戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

8月20日、約5か月半の休養明けで迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバトルジャングルに9馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のキツツキ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のウォーターエイトに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月3日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のめじろ特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のコウノトリ特別（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた18戦目は、3歳戦の神無月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた19戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、美夢ちゃん2歳おめでとう記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったゴッドマザーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2015年）

1月6日、中6週で迎えた20戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、千両特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

1月16日、中0週で迎えた21戦目は、明日から開催!第1回中京競馬（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメイケイハリケーンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた22戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、レディス&ヤングジョッキーズシリーズ2015 第2戦（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒノデワビスケに5馬身の差をつけて順当に勝利した。