リネンハッシン（2000年生、母アンザリ）

リネンハッシン（2000年6月29日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋発進」。毛色は鹿毛。種牡馬のアラジ（当時11歳）と交配したアンザリが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害13戦0勝、地方9戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上B1。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

5月31日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は442kg。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

6月29日、中1週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は大庭和弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた4戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイショウドラマを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C8-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルクエアメールに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビビアンハートに2馬身の差をつけて制した。

11月26日、中2週で迎えた7戦目は、兵庫オーナーズカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチアズパビエーダに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、白鶴まるカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバンブーラツィオを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

4歳（2004年）

1月4日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマカツキリシマに4馬身の差をつけて優勝

1月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で永島太郎騎手（6戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジオークションを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

9月20日、約8か月の休み明けで迎えた11戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の利尻特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

11月14日、中5週で迎えた13戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた14戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。14着に終わった。

5歳（2005年）

1月10日、中4週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は山本康志騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

2月26日、中2週で迎えた17戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は山本康志騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月7日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2006年）

3月7日、約9か月半の休み明けで迎えた21戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、マルチフレンド特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

9月13日、約6か月半の休養明けで迎えた22戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、アンタレス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月28日、中5週で迎えた23戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

11月19日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7歳（2007年）

5月26日、約6か月半の休養明けで迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で蓑島靖典騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月4日、中4週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。