セブンゴールデン（2003年生、母ラブアフェクション）

セブンゴールデン（2003年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「７＋金色の」。毛色は鹿毛。種牡馬のロングニュートリノ（当時18歳）と交配したラブアフェクションが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八島夕起子。戦績は、中央平地16戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

6月18日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

7月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、抜け出したネイルカイザーを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月27日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のビッグポパイを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月24日、中1週で迎えた5戦目は、2歳500万下の樅の木賞（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で野元昭嘉騎手（4戦1勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

3歳（2006年）

1月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下の白梅賞（京都芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で野元昭嘉騎手（5戦1勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた7戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキャプテンベガに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

2月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳オープンのすみれステークス（阪神芝2200m 曇/不良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

4月1日、中4週で迎えた9戦目は、3歳500万下（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、アペリティフに3/4馬身交わされて2着となった。

4歳（2007年）

6月10日、約14か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（7戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の鶴橋特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（10戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2600m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で野元昭嘉騎手（11戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、伸びてきたマルモコウテイ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

10月14日、中5週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野元昭嘉騎手（12戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で野元昭嘉騎手（13戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に敗れた。