コパノチャンス（2013年生、母サクラコールミー）
Copano Chance
2013.04.27
コパノチャンス（2013年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋好機」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時19歳）と交配したサクラコールミーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）谷岡牧場。主な勝ち鞍は2017年の潮騒特別(1000万下 ハンデ)。
経歴
デビュー前
上原博之厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2015年）
9月27日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。
3歳（2016年）
1月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に敗れた。
3月12日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。
3月26日、中1週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて14着に終わった。
6月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着を確保した。
6月25日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、激烈なハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のカゼノシッポに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
8月13日、中6週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。
4歳（2017年）
1月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の蒲郡特別（中京芝1200m 小雪/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。
2月25日、中5週で迎えた9戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の合馬特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず17着に敗れた。
3月4日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の八代特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。17頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。
5月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。
6月18日、中3週で迎えた12戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持続力で渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のケルベロスをハナ差振り切って優勝
7月23日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の潮騒特別（函館芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（4戦2勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラホーヤビーチをクビ差だけ差し切って3勝目を収める
8月26日、中4週で迎えた15戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の稲妻ステークス（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。13着に敗れた。
5歳（2018年）
5月20日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のフリーウェイステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて18着に終わった。
6月30日、中5週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のTVh杯（函館芝1200m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は丸山元気騎手（5戦3勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。
7月21日、中2週で迎えた18戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の函館日刊スポーツ杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。
10月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から28kg増やして迎えた19戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、百日草特別（門別ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。
10月18日、中1週で迎えた20戦目は、ハーツクライ・プレミアム（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい10着に終わった。
11月15日、中3週で迎えた21戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、ポラリス特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。
12月24日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた22戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、周防灘特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
6歳（2019年）
1月5日、中1週で迎えた23戦目は、宝満山賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。