ワールドカップ（2012年生、母キャッチアシーフ）

ワールドカップ（2012年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ワールドカップ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時10歳）と交配したキャッチアシーフが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、中央障害9戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大北牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ターフマネジメントによって315万円で落札された。2歳のとき、大作ステーブルから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、小島將之によって648万円で落札された。

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月16日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は466kg。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月20日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

3歳（2015年）

1月5日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐久間寛志騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐久間寛志騎手（6戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐久間寛志騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐久間寛志騎手（8戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐久間寛志騎手（9戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で佐久間寛志騎手（10戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で佐久間寛志騎手（11戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた13戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月22日、中4週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は佐久間寛志騎手（12戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月17日、中7週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（13戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（14戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2016年）

3月5日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（15戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（16戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐久間寛志騎手（17戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のルーに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月14日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐久間寛志騎手（18戦1勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。

5歳（2017年）

1月14日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 小雪/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐久間寛志騎手（19戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた23戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で佐久間寛志騎手（20戦1勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月1日、約5か月の休み明けで迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で佐久間寛志騎手（21戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。