デルマヤクシ（2018年生、母チリエージェ）

経歴

デビュー前

当歳のとき、白井牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、浅沼廣幸によって2,808万円で落札された。

2歳（2020年）

9月21日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のサヴァビアンに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

11月23日、中5週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスの秋明菊賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

3歳（2021年）

2月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝1600m 外回り小雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

7月10日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスのマカオジョッキークラブトロフィー（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

8月15日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの筑紫特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（3戦1勝）。17頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

12月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず11着に敗れた。

4歳（2022年）

8月28日、約9か月の休養明けで迎えた10戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた11戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

11月12日、中8週で迎えた12戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5歳（2023年）

1月14日、中8週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（4戦1勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

2月25日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、最後はタウゼントシェーンと並んで4着同着となった。

3月26日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったヤマニンアンフィルに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

4月16日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラスの医王寺特別（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で荻野琢真騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露したが、4着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荻野琢真騎手（6戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月8日、中7週で迎えた18戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた19戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したクールムーアを差し切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月22日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のコーリングユーに1馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

9月23日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの北摂特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

11月25日、中8週で迎えた22戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は荻野琢真騎手（7戦0勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず13着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた23戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

6歳（2024年）

4月6日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。13着に終わった。