マイネルアコルト（1992年生、母オカノサウンド）

マイネルアコルト（1992年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアーテイアス（当時18歳）と交配したオカノサウンドが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大柳ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方15戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の一般C5-2。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

2月25日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は534kg。15頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた2戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

8月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から34kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず最後はラガーラピートと並んで6着同着となった。

9月16日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で増井裕騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月5日、中6週で迎えた6戦目は、川野勇馬騎手を鞍上に迎えて、一般C5-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキスクリュウに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月26日、中2週で迎えた7戦目は、一般C5-9（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野勇馬騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキスクリュウに3馬身の差をつけて制した。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5-8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川野勇馬騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシーエナジーに2馬身の差をつけて3勝目をマークした。

12月30日、中2週で迎えた9戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川野勇馬騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノブルースをハナ差制して破竹の4連勝を決めた。

4歳（1996年）

1月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で川野勇馬騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川野勇馬騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーエナジーからクビ差の2着に甘んじた。

2月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川野勇馬騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンブーワンパイから半馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中3週で迎えた13戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川野勇馬騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハードジェネシスからアタマ差の2着に甘んじた。

3月31日、中2週で迎えた14戦目は、一般C5-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で川野勇馬騎手（8戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月23日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、一般C4-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川野勇馬騎手（9戦4勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月13日、中2週で迎えた16戦目は、緑陰特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で川野勇馬騎手（10戦4勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月22日、中5週で迎えた17戦目は、一般C4-8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で川野勇馬騎手（11戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた18戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で川野勇馬騎手（12戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユミネイチャに2馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

5歳（1997年）

1月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた19戦目は、一般C4-7（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で川野勇馬騎手（13戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月22日、中5週で迎えた20戦目は、一般C4-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で川野勇馬騎手（14戦5勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。