マイネルゴール（2013年生、母レディナデシコ）

マイネルゴール（2013年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋努力などの目標点、最終目的」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時13歳）と交配したレディナデシコが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上B1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、嶋田牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、嶋田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって680.4万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,600万円（16万×100口）で一口馬主が募集された。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月21日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月4日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月14日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

3歳（2016年）

1月16日、中5週で迎えた7戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入った。

1月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

3月13日、中5週で迎えた9戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず16着に敗れた。

5月8日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

6月25日、中6週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（5戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

8月10日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングダッシュに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月24日、中1週で馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアグネスソワレを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月8日、中1週で迎えた16戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったトゥートエールに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマサタケゴールドに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月19日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したジョウショウキセキを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた20戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、兵庫県産たまご特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のダイリンエンドをアタマ差振り切って4勝目を掴み取った。

11月23日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったダイリンエンドにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月6日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒデサンエースに7馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

4歳（2017年）

1月2日、中3週で迎えた23戦目は、そのだは面白い!青芝フック杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（6戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したウインエアフォースに半馬身届かず2着に敗北した。

1月25日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のスクワールに2馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。

2月14日、中2週で迎えた25戦目は、早春特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（8戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた26戦目は、あやめ賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（9戦5勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（10戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた28戦目は、大日本プロレスカップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（11戦5勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。