スタンリーテソーロ（2021年生、母ジャニュアリージョーンズ）

スタンリーテソーロ（2021年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のファインニードル（当時8歳）と交配したジャニュアリージョーンズが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はリョーケンファーム株式会社。主な勝ち鞍は2023年のメイクデビュー東京(新馬)。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月25日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシントーハナノボスに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2024年）

2月3日、中9週で迎えた2戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、セントラルヴァレーに交わされて1馬身差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

5月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアデランテを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目を手中に収めた。

6月8日、中3週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの青梅特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったグラウンドビートにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 曇/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月26日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のデュードメールに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月23日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上3勝クラスのシャングリラステークス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

4歳（2025年）

2月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上3勝クラスの銀蹄ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。