ディーズプレスト（2002年生、母アフターディナー）

ディーズプレスト（2002年6月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋最も速く（音楽用語）」。毛色は芦毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時16歳）と交配したアフターディナーが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の一般D4-4。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月30日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

8月9日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D4-5（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のクラニマチガイナシに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、一般D4-4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のニシネライデンに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月14日、中2週で迎えた5戦目は、一般D3-3（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノリンバーからクビ差の2着に甘んじた。

9月28日、中1週で迎えた6戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマイヤ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、一般D3-3（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラニマチガイナシから3馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた8戦目は、門別ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。3着に入った。

11月10日、中1週で迎えた9戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、門別特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターサウンドから3馬身差の2着となった。

12月23日、中5週で迎えた10戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グレートベアーに交わされて1馬身差の2着となった。

4歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた11戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C6二（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。