ヤクモワイルド（1992年生、母レディーホリハン）

経歴

デビュー前

小西登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

2月25日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は446kg。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のターナートウショウに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳500万下の桜草特別（中山芝1200m 外回り晴/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

5月20日、中5週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で高山太郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、モダントーキングに半馬身交わされて2着となった。

7月1日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下のローズマリー賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山太郎騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

8月6日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高山太郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で高山太郎騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグレートデンヒルに3馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

9月24日、中2週で迎えた9戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の上総特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた10戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したタイキクリスタルを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月19日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の初霜特別（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は高山太郎騎手（8戦2勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の香取特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（9戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4歳（1996年）

1月20日、中4週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したロータリーペガサスにハナ差届かず2着に惜敗した。

2月10日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（11戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエレガントピコーに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

3月17日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の千葉ステークス（中山芝1200m 外回り曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で高山太郎騎手（12戦3勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた18戦目は、アクアマリンステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高山太郎騎手（13戦3勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の立夏ステークス（東京ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で高山太郎騎手（14戦3勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

8月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の千倉特別（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で高山太郎騎手（15戦3勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

9月23日、中4週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の上総特別（中山芝1200m 外回り晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で高山太郎騎手（16戦3勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

12月22日、中4週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は高山太郎騎手（17戦3勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5歳（1997年）

1月11日、中2週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下の若水賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下の節分賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（18戦3勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は高山太郎騎手（19戦3勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた30戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた31戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は高山太郎騎手（20戦3勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（21戦3勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた33戦目は、5歳以上900万下の白河特別（福島芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（22戦3勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた34戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の加治川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（23戦3勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。