マイバウム（2018年生、母オリヴェット）

マイバウム（2018年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「五月の木。ドイツで春を迎える喜びの象徴」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時19歳）と交配したオリヴェットが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中神牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C4-6。

経歴

デビュー前

大和田成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月27日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

3歳（2021年）

1月10日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

6月5日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

9月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は木幡育也騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、三石産米トキノミノル賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るグッドイヤーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月28日、中1週で迎えた8戦目は、うらかわ優駿ビレッジアエル賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったカネトシディーバに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月3日、連闘で迎えた9戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、レックススタッド特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

11月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

12月6日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るモンギンゴーを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2022年）

4月3日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

5月21日、中6週で迎えた13戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月23日、約5か月の休み明けで迎えた14戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた15戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた16戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

5歳（2023年）

2月18日、中9週で迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた18戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

5月13日、中8週で迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石田拓郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた20戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（京都ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

8月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月14日、中6週で迎えた22戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

11月5日、中2週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックボイスから6馬身差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2024年）

3月3日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

2024年3月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。