エムエストップ（1998年生、母トッププレイヤー）
1998.02.27
エムエストップ（1998年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のアレッポオー（当時5歳）と交配したトッププレイヤーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方33戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年のくすのき賞(アラ系3歳)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、白井吉美から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、佐賀県馬主会によって367.5万円で落札された。
九日俊光厩舎（佐賀）へ入厩。
2歳（2000年）
6月9日、デビュー戦は東真市騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は461kg。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホーエイハンターに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
6月25日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のホーエイハンターを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。
7月9日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東真市騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き3着に敗れた。
8月6日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東真市騎手（3戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エチゴレッドに半馬身交わされて2着に敗れた。
10月8日、中8週で迎えた5戦目は、岡元隆太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。
10月28日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。
11月26日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。
12月8日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったニシケンシーザーにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。
3歳（2001年）
1月7日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。
1月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。
2月25日、中1週で迎えた12戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。
3月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。
3月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンダイボーイに2馬身の差をつけて勝利をモノにする
9月30日、約6か月の休養明けで迎えた15戦目は、3歳戦の浮立特設（佐賀ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。
10月28日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、3歳オープンの九州アラブダービー（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。
11月15日、中2週で迎えた17戦目は、ケフェウス特設（佐賀ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡元隆太騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
12月1日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は東真市騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。
4歳（2002年）
1月2日、中4週で迎えた19戦目は、門松特設（佐賀ダート1700m 小雪/重）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。
1月14日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホシノトップスターに半馬身交わされて2着となった。
2月26日、中5週で迎えた21戦目は、九州アラブ栄冠（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月20日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヒロユキスターにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。
4月7日、中2週で迎えた23戦目は、うぐいす特設（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
4月29日、中2週で迎えた24戦目は、ヒバリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡元隆太騎手（10戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。
5月12日、中1週で迎えた25戦目は、ホトトギス特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡元隆太騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。
6月1日、中2週で迎えた26戦目は、コマドリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は東真市騎手（5戦2勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。
6月22日、中2週で迎えた27戦目は、シラサギ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。
7月13日、中2週で迎えた28戦目は、オオルリ特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡元隆太騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた29戦目は、ライチョウ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡元隆太騎手（13戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。
8月16日、中2週で迎えた30戦目は、ヤマドリ特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡元隆太騎手（14戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。
8月25日、連闘で迎えた31戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、シロチドリ特設（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
11月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた32戦目は、イヌワシ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は東真市騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。
12月7日、中2週で迎えた33戦目は、マナヅル特別（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（8戦2勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。