エーピーユウキ（2000年生、母セタノシヨウリ）

エーピーユウキ（2000年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇気」。毛色は栗毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時12歳）と交配したセタノシヨウリが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害2戦0勝、地方11戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C5ホ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鮫川藤男から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、デルマークラブによって1,176万円で落札された。

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

9月7日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

3歳（2003年）

2月1日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず18着に終わった。

3月29日、中7週で迎えた4戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた5戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

9月13日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のムテキノホシに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月5日、中2週で迎えた7戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた8戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた9戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンシギサンから1馬身半差の2着となった。

12月7日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた11戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2004年）

1月13日、中1週で迎えた12戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコアレスレイクから半馬身差の2着となった。

1月22日、連闘で迎えた13戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月4日、中5週で迎えた14戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は山田博美騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた15戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月17日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた16戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

5月24日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた17戦目は、中央条件交流つつじ祭り特別（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月7日、中4週で迎えた19戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。