シェイクラブハート（2008年生、母ウィンヒストリー）

シェイクラブハート（2008年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「揺れる恋心」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時11歳）と交配したウィンヒストリーが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

8歳のとき、千代田牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、コスモヴューファームによって475.2万円で落札された。

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

7月3日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月7日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

3歳（2011年）

1月5日、中2週で迎えた6戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

1月22日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のマイネマグノリアに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

2月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

6月4日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

7月24日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺薫彦騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で渡辺薫彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺薫彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた14戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、リキアイクロフネに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

11月20日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

4歳（2012年）

6月2日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着を確保した。

6月17日、中1週で迎えた17戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

8月5日、中6週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

10月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。