アズママームード（1986年生、母ハンテイングボツクス）

Azuma Mahmoud

1986.05.11

アズママームード（1986年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノノアルコ（当時15歳）と交配したハンテイングボツクスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方43戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の一般C2ロ。

経歴

デビュー前

仲住芳雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

3月4日、デビュー戦は藤原英幸騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は512kg。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

10月21日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

11月25日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、菅野昭夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅野昭夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったハローウインに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた5戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

4歳（1990年）

2月4日、中6週で迎えた6戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月3日、中2週で迎えた8戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた9戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

3月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中京ダート2300m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

11月26日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から31kg戻して迎えた11戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1991年）

4月15日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で冨士木秀四郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で冨士木秀四郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般D1イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で冨士木秀四郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月11日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で冨士木秀四郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンパーシアに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月24日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で冨士木秀四郎騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で冨士木秀四郎騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた19戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で冨士木秀四郎騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で冨士木秀四郎騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、星川兼一郎騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6歳（1992年）

4月14日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から9kg絞って迎えた22戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で星川兼一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手（10戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノターフから2馬身差の2着となった。

5月10日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で冨士木秀四郎騎手（12戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3ハ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で冨士木秀四郎騎手（13戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のセダンオールに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で冨士木秀四郎騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノプレスをアタマ差制して3勝目を挙げた。

7月20日、中3週で迎えた28戦目は、一般C3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で冨士木秀四郎騎手（15戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は星川兼一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月23日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手（16戦3勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で冨士木秀四郎騎手（17戦3勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で冨士木秀四郎騎手（18戦3勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は星川兼一郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月26日、中1週で迎えた34戦目は、オータムカップ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で星川兼一郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で星川兼一郎騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で星川兼一郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のホープフルに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月8日、中1週で迎えた37戦目は、出羽路賞（上山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で星川兼一郎騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7歳（1993年）

4月13日、約4か月の休み明けで迎えた38戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手（19戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホープフルから3馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中2週で迎えた39戦目は、一般C3ニ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は星川兼一郎騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のリックシルバーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月9日、連闘で迎えた40戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で星川兼一郎騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードオーワシから1馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で星川兼一郎騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったデルソーラから1馬身半差の2着に敗北した。

6月7日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で星川兼一郎騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で星川兼一郎騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月5日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた44戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は冨士木秀四郎騎手（20戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は星川兼一郎騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた46戦目は、中鉢利弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月22日、中0週で迎えた47戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中鉢利弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた48戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は星川兼一郎騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた49戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で星川兼一郎騎手（15戦2勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた50戦目は、一般C3ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で星川兼一郎騎手（16戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた51戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた52戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた53戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は星川兼一郎騎手（17戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。