ラファガフレイバー（2021年生、母カリズマティックゴールド）

ラファガフレイバー（2021年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「突風(西)+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のカレンブラックヒル（当時12歳）と交配したカリズマティックゴールドが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、尾田信夫によって3,300万円で落札された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月9日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー函館（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月2日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

3歳（2024年）

3月26日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサドル特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

5月3日、中4週で迎えた4戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパネンカポコに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月11日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアンヴァルガーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。