バイタルフォース（2012年生、母タップゴールド）

経歴

デビュー前

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

4月4日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は514kg。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

5月9日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジョッセルフェルトを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったレッドルヴァンにねじ伏せられてハナ差の2着に甘んじた。

6月28日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のクロイツェルに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

7月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（函館ダート2400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦皇成騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したティーポイズンにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月31日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で三浦皇成騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るマカワオクイーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて2勝目を収める

4歳（2016年）

9月25日、約11か月の休み明けで迎えた7戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したロードボアソルテにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたナスカザン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5歳（2017年）

7月22日、約8か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下の三陸特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、伸びてきたワンパーセント決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

8月12日、中2週で迎えた11戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のフェニックスマークに3馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

8月26日、中1週で迎えた12戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の瀬波温泉特別（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスペルマロンを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月16日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の松戸特別（中山ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では不屈の気力で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のテイエムコンドルをハナ差振り切って下馬評通りの実力を証明した。

6歳（2018年）

3月24日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の名古屋城ステークス（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上1600万下の下総ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた16戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の春光ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着を確保した。

5月20日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の丹沢ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

10月14日、約5か月の休み明けで迎えた18戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の赤富士ステークス（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上1600万下の晩秋ステークス（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の北総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（6戦2勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた21戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の立志ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

7歳（2019年）

1月20日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上1600万下のアレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（7戦2勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したアナザートゥルースにクビ差届かず2着となった。

3月2日、中5週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の上総ステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（8戦2勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた24戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の韓国馬事会杯（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上1600万下の下総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

7月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、サンタアニタトロフィートライアル（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた27戦目は、東京記念トライアル（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月28日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、Jpn2の浦和記念（浦和ダート2000m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた29戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、金盃トライアル（大井ダート2400m 曇/不良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8歳（2020年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の早春賞（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた31戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、エイプリル賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月16日、連闘で迎えた32戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、幸オープン（川崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

2020年4月21日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。