ソルティースイート（2001年生、母スイートイブン）

ソルティースイート（2001年3月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「塩＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時8歳）と交配したスイートイブンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬盛雄。戦績は、中央平地3戦0勝、地方31戦4勝2着1回。2003年のタヤスツヨシ賞に勝利した他、2004年のフロイラインカップ(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

4月9日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は410kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエフテーアラジに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのタヤスツヨシ賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のグーリンマイルに1馬身の差をつけて制した。

7月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた5戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアドマイヤベガ賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた6戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。0着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は宮崎光行騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのアグネスタキオン賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月25日、中5週で迎えた9戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のピラカンサ特別（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

12月30日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3歳（2004年）

1月7日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦の葉牡丹特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の水仙特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月21日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。5着を確保した。

5月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた15戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月1日、中3週で迎えた16戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、上川生産連特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のホロトジョーに半馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

8月11日、中3週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップディアブロ賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下の朝里川特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着を確保した。

10月12日、中0週で迎えた22戦目は、三石町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた23戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のダイワゼウスに3馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

12月9日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた25戦目は、フロイデ賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2005年）

1月20日、中2週で迎えた26戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた27戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

3月8日、中4週で迎えた28戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月6日、中1週で迎えた30戦目は、かんむり座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたダイワアピール決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

5月11日、中4週で迎えた31戦目は、こいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた32戦目は、夏霞特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた33戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、さそり座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

7月12日、中4週で迎えた34戦目は、夏霧特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。