サンドスピリット（2019年生、母サンドスラッシュ）

サンドスピリット（2019年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「砂+精神」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時16歳）と交配したサンドスラッシュが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2022年の日高町桜坂神楽岡公園賞(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

7月24日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

2022年8月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月21日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、日高町桜坂神楽岡公園賞（門別ダート1000m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るポワンテュを猛烈な末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

10月11日、中2週で迎えた4戦目は、絶景露天風呂レ・コードの湯賞（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシングンカテリーナを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月10日、中3週で迎えた5戦目は、最後までおトク!楽天競馬特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたスウィートナー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中2週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた6戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

4歳（2023年）

1月4日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、C2 4歳以上特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラスルオブツリーズに5馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

1月17日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C1（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で永井孝典騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で永井孝典騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のオノマトペに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月7日、中1週で迎えた11戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は永井孝典騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は中田貴士騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

8月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、近畿畜産特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

8月23日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた16戦目は、たかさご万灯祭特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた17戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は永井孝典騎手（7戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石堂響騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた19戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大柿一真騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大柿一真騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったテンノカガヤキに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた24戦目は、阿部基嗣騎手を鞍上に迎えて、C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた25戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、エル早寿記念特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

5歳（2024年）

1月8日、中0週で迎えた26戦目は、一般C3-4（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部基嗣騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部基嗣騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた28戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、毒ヶ衣ちなみBD特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

1月28日、連闘で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部基嗣騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた30戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

2月27日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3月5日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西森将司騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。