トウショウデーモン（2011年生、母メイトウショウ）

トウショウデーモン（2011年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋魔神（独）」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時12歳）と交配したメイトウショウが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方35戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の3歳B5。

経歴

デビュー前

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

5月10日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた2戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた3戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた5戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったモッシュに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月19日、連闘で迎えた6戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったダイワシェリーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のフェアーリーダーに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、三引獅子舞特別（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2二（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ヤサカメジェールに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた11戦目は、いどり祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた13戦目は、ランチタイムコンサート特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のマイネルレパードを3/4馬身振り切って2勝目をマークした。

12月16日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田晃浩騎手（10戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハイエストを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月25日、連闘で馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田晃浩騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2015年）

3月29日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた16戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1-7（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1-6（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1-7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい3着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1-7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したエーティーガンダムに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた22戦目は、おさと・めぐちゃん生誕記念（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月7日、連闘で迎えた23戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた24戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

8月4日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、一般C2-2（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で拜原靖之騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

9月5日、中4週で迎えた26戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったサトノラークにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

9月12日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリネンジョオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

10月4日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

10月12日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた29戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

5歳（2016年）

4月4日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、希望郷いわて国体開催記念遠野市賞（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた32戦目は、明治記念館賞（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた33戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、南関東ジョッキーズフレンドリーマッチ第1（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた34戦目は、チャーミングビューティー賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた35戦目は、もぐらんぴあ賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた36戦目は、焼石岳賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた37戦目は、よこての全国線香花火大会賞（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。