ハニハニハーモニー（2015年生、母セブンスハーモニー）

ハニハニハーモニー（2015年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のディープブリランテ（当時6歳）と交配したセブンスハーモニーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は千代田牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C3一二三。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

12月23日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

3歳（2018年）

1月8日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

2月24日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた5戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインゴールド特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

6月26日、中8週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた6戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

8月1日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のアラスカシーフード賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で東原悠善騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の的場ハンパないって賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で東原悠善騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で東原悠善騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で東原悠善騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

4歳（2019年）

3月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で東原悠善騎手（6戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

3月21日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた13戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で東原悠善騎手（7戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神でしぶとく粘り込んで、最後は2着のニュープランを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

4月10日、中2週で迎えた14戦目は、新しいTOKYOの夜遊び賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で東原悠善騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

4月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、一般C2六七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で東原悠善騎手（9戦1勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

5月23日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、一般C2八九十（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で東原悠善騎手（10戦1勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2七八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で東原悠善騎手（11戦1勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で東原悠善騎手（12戦1勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で東原悠善騎手（13戦1勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で東原悠善騎手（14戦1勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着に入った。

8月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で東原悠善騎手（15戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のミヤコスマイルに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月26日、中0週で迎えた22戦目は、一般C2四五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で東原悠善騎手（16戦2勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、勝ったスマイルアウェイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月18日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2四五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で東原悠善騎手（17戦2勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

10月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2一二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で東原悠善騎手（18戦2勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

10月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は20戦連続で東原悠善騎手（19戦2勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた26戦目は、今宵はハロウィーンスプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は21戦連続で東原悠善騎手（20戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた27戦目は、中央区賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で東原悠善騎手（21戦2勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

5歳（2020年）

6月2日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた28戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で東原悠善騎手（22戦2勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で東原悠善騎手（23戦2勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた30戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

2020年10月30日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。