マコトダッソー（2012年生、母マコトサンゴ）

マコトダッソー（2012年2月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋突撃（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時11歳）と交配したマコトサンゴが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は出口繁夫。戦績は、中央平地11戦1勝、中央障害6戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

6月7日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のスマートプラネットを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月19日、中5週で迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

10月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳重賞のいちょうステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

11月15日、中4週で迎えた4戦目は、2歳500万下のオキザリス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた5戦目は、2歳500万下（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

3歳（2015年）

2月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

5月31日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた9戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた10戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の開成山特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

8月23日、中5週で迎えた12戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で上野翔騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4歳（2016年）

1月10日、中9週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で上野翔騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月20日、中5週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は6戦連続で上野翔騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月16日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた18戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた19戦目は、マルタンガール賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月8日、連闘で迎えた20戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた21戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた22戦目は、ヤツデ賞（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた23戦目は、笠松応援記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したカメレオンアミにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月19日、連闘で迎えた24戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハーベストブルーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

6月7日、中2週で迎えた25戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、ヘラクレス座特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。