リュクスレオン（2021年生、母リュクスメジャー）

リュクスレオン（2021年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ライオン(ラテン語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時8歳）と交配したリュクスメジャーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。2024年のウインターアタック(一般B C)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月20日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエクリプスルバンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月10日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、勝ったコーカサスゴールドにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

3月2日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月4日、中8週で迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

7月28日、中5週で迎えた6戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に敗れた。

11月8日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のブルーチースに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月27日、中2週で迎えた8戦目は、平湯温泉特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフェアリーティンクに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月10日、中1週で迎えた9戦目は、ウインターアタック（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のビルジキールに1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般A5（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーホウジェンマを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2025年）

1月23日、中3週で迎えた11戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、銀華特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヴェッツラーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月8日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。