コスモアントリア（2013年生、母ウインアズライト）

コスモアントリア（2013年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ポンプ座」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時16歳）と交配したウインアズライトが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の福山魂は消さない特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川島牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって561.6万円で落札された。

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

1月17日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入った。

1月31日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

3月26日、中4週で迎えた4戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山魂は消さない特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のイツモシアワセに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月9日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月28日、中6週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた6戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で林謙佑騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったジュエリーデイズに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月3日、中2週で迎えた8戦目は、山頭信義騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、チェリーグレンビーに半馬身交わされて2着となった。