オブリビッグマミー（2020年生、母ミークレイチェル）

Obli Big Mommy

2020.05.08

オブリビッグマミー（2020年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアポロソニック（当時10歳）と交配したミークレイチェルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤川フアーム。2023年の土佐春花賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

胡本友晴厩舎（高知）へ入厩。

2歳（2022年）

11月26日、デビュー戦は岡村卓弥騎手を鞍上に据えて、2歳戦の塩江ゆうさん応援特別（高知ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は542kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したトライコーンにアタマ差届かず2着に惜敗した。

12月10日、中1週で迎えた2戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、2歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトライコーンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月28日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したグラティアスグーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

3歳（2023年）

1月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスノーベルに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

1月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンケヴィンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

2月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の余寒特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（4戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンケヴィンに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の土佐有楽特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡村卓弥騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったユメノホノオに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の土佐春花賞（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡村卓弥騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。