ターフオブゼニス（1990年生、母カワチグリーン）

ターフオブゼニス（1990年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプラウドデボネア（当時8歳）と交配したカワチグリーンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地6戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳C3ハ。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

4月24日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた2戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた3戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた6戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

11月1日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ハ（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスドライバーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた9戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、4歳C3イ（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた10戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1994年）

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C5ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったギフトオブヨネタから3馬身差の2着となった。

4月21日、中1週で迎えた12戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。