ブラックプーマー（2010年生、母パッショネイトラブ）

ブラックプーマー（2010年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時9歳）と交配したパッショネイトラブが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）道見牧場。戦績は、地方19戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上C4-6。

経歴

デビュー前

1歳のとき、道見牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

山田和久厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

8月14日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、スカイバンガードに交わされて2馬身差の2着となった。

11月1日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた7戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3歳（2013年）

5月15日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月22日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-9（門別ダート1200m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ネオヴィーナスに半馬身交わされて2着となった。

7月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-9（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1700m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（10戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、トゥイードルダムに交わされて1馬身差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた15戦目は、観光宣隊しんとくレンジャー賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（12戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のラムファストスに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月11日、中1週で迎えた17戦目は、神楽丘公園賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小国博行騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で小国博行騎手（14戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で小国博行騎手（15戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。