メディテーション（2008年生、母ロンジェ）

メディテーション（2008年2月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「瞑想」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時9歳）と交配したロンジェが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回、地方5戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

10月9日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 雨/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、5着に入り込んだ。

10月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

12月4日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったヒズラストノートにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のライヴマジックをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2011年）

1月23日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

4歳（2012年）

12月19日、約23か月の休養明けで馬体重を前走から25kg戻して迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

5歳（2013年）

1月28日、中5週で迎えた7戦目は、田中一郎定年退職記念（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月6日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、モバダビカップ2013（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定戦のハナミヅキ賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月2日、中5週で迎えた10戦目は、一般C2四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエイコーメガミにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。