ハシノシャムロン（2000年生、母シャルムダンサー）

ハシノシャムロン（2000年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は芦毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時14歳）と交配したシャルムダンサーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地8戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

6月15日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は394kg。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月3日、連闘で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた6戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3歳（2003年）

3月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月31日、中8週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた8戦目は、D.オリヴァー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

6月22日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。