マーチフラワー賞

レース展開

エスプリシルバーが馬群をリードする展開、直後の2番手にアリオンカイザーが取り付く

主導権を奪ったのはエスプリシルバー。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にアリオンカイザーが続く。その直後、ゲシルファイターが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアタゴベッピンサン。その1馬身後ろ、エクレールは中団やや前。スカイヴイロードは中団馬群の真ん中あたりを追走。ワンダーマドンナは中団後方の位置取り。その後ろ、リネンシーズンが8番手。サンデーマイレディは後方4番手に待機して他馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはサバイサバイ。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはハシノシャムロン。どん尻にスズランファーストがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マーチフラワー賞、サンデーマイレディが衝撃的な決め脚を爆発させて他馬を薙ぎ倒す

先頭はエスプリシルバーでリードは1馬身。単独の2番手にアリオンカイザーが続く。その直後、ゲシルファイターが3番手。1馬身離れて、ワンダーマドンナが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは2番人気のアリオンカイザー。そのまま押し切るかに見えたが、後方2番手にいたサンデーマイレディが豪脚を炸裂させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、2番手の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いた2番人気のアリオンカイザーが続き、2着とハナ差の3着には、逃げ粘ったエスプリシルバーが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたゲシルファイターが入線した。