ゲシルファイター（2000年生、母アイビーサイクロン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下貞憲から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

2歳（2002年）

7月28日、デビュー戦は野崎武司騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は463kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

8月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

12月23日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ジャンボハスラーに半馬身交わされて2着となった。

3歳（2003年）

1月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は野崎武司騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のヨーカンドパリに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

1月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のキミキラリに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

2月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、デビューノオドリコに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野崎武司騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野崎武司騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で野崎武司騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

6月23日、中9週で迎えた11戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかすみそう特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の芙蓉賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は野崎武司騎手（9戦2勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月22日、中4週で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

8月31日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

9月10日、中0週で迎えた15戦目は、3歳戦のナティーホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

12月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C1八（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

12月15日、中0週で迎えた17戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着を確保した。

4歳（2004年）

1月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい11着に敗れた。

2月2日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた20戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

3月28日、中4週で迎えた21戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2二三四（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったトゥービーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中1週で迎えた24戦目は、鹿島田特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は野崎武司騎手（11戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1五（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は野崎武司騎手（12戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた28戦目は、マリーン特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた29戦目は、ビーチサイド特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着を確保した。

9月2日、中2週で迎えた30戦目は、いわし雲特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（13戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月4日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた32戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C1五 C2一（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた33戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた35戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1五アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1-11 12（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

5歳（2005年）

2月9日、中5週で迎えた37戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったセリノスルーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月25日、中1週で迎えた38戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

3月29日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着を確保した。

4月18日、中2週で迎えた41戦目は、岩城方元騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩城方元騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩城方元騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

7月7日、中6週で迎えた44戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた45戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。