カルディーノ（2003年生、母グッドコネクション）

カルディーノ（2003年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「カルド（イタリア語、暖かい）から連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時15歳）と交配したグッドコネクションが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は前川隆範。戦績は、中央平地1戦0勝、地方29戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前川隆範から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、前川隆範から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、藤田孟司によって378万円で落札された。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2005年）

6月22日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るティーサーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月23日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、2歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

3歳（2006年）

1月19日、中3週で迎えた3戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセイシュンエーキを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月15日、中1週で迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の園田ユースカップ（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

3月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4月5日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた7戦目は、3歳戦の兵庫チャンピオンシップトライアル（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた8戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月31日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた10戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7三（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミラビリスに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月21日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のジョウショーカムイを3/4馬身振り切って優勝

10月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のエルウェービジュウをアタマ差振り切って4勝目を手にした。

11月2日、中1週で迎えた14戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、丹波市産業交流市2006（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた15戦目は、報知中津特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のケンブリッジキングをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

12月13日、中3週で迎えた16戦目は、エクセレントステージ（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4歳（2007年）

1月10日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上B1二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（6戦4勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた18戦目は、東芝ライテック賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（7戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた19戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、JTCカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた20戦目は、フリーマーケット開催記念特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（8戦4勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

6月20日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた21戦目は、3歳以上B2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた22戦目は、「姫路菓子博2008」ひめか特別（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（10戦4勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

9月19日、中4週で迎えた24戦目は、ラジオ関西特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた25戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

10月17日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、カシの木特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた27戦目は、川西源氏特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた28戦目は、サンスポ御堂筋特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で保利良平騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B3二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で保利良平騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた30戦目は、白鶴まるカップ（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（11戦4勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。