ユーキャンドゥイッ（2021年生、母ビーコンターン）

You Can Do It

2021.04.29

ユーキャンドゥイッ（2021年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「君ならできる」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したビーコンターンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって4,840万円で落札された。

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月5日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月24日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

3歳（2024年）

1月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

4月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月9日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた6戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月4日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は斎藤新騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスのルスツ特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

11月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサノノミッキーに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。